ライフサイエンスSBU

組織紹介

ライフサイエンスSBUには医薬事業と化粧品事業、及びアニマルヘルス事業があります。医薬事業では主に、グループ会社群を中心としたグローバル且つ多面的な医薬品サプライチェーンの構築ビジネスと、従来の医薬品の概念に新たな価値を付与するような新規事業の開発に取り組んでいます。化粧品事業では、化粧品素材をグローバルに供給する体制を構築して化粧品メーカー向けに素材の開発・販売を行うとともに、ODM(委託者ブランドによる受託開発・製造)事業にも取り組んでいます。そしてアニマルヘルス事業では米国ペットケア製品販売メーカーや中国動物薬メーカー、日本のペット用品専業用Eコマース企業への出資などを通じて、ペットのQOL向上を目的に事業を展開しています。また、世界的に需要が急増する魚粉など動物性タンパク質の代替となる、昆虫由来タンパク質を活用した水産養殖製品とペットフード開発によって、安定的・持続的な食料生産への貢献も目指しています。
今回新たに仲間を募集する医薬事業で展開する医薬品業界においては、昨今、医薬品や医療機器の有効性、安全性の担保を目的とした薬機法の厳格化や、ジェネリック医薬品市場の拡大、そして、核酸医薬や遺伝子治療、再生医療等の新規モダリティ(治療法)の開発が急速に進んでおり、医薬品産業を取り巻く環境は劇的に変化していると言えます。こうした市場環境に対し、当SBUでは、住友商事のネットワーク並びに国内外のグループ会社群を核としたグローバル体制を構築し、最先端の新薬開発を支援するような技術・資材の紹介から、新薬やジェネリック医薬品等の原薬・中間体・製剤等のサプライチェーン構築まで、様々な角度からベストソリューションをお客様に提案する事で、創薬研究から生産支援まで、医薬品のバリューチェーンを支えるキープレイヤーとしてのビジネスを展開しています。
また、新規事業開発という観点では、ゲノムデータ、医薬×DX、臨床試験支援等、医薬の商流支援だけに限らない、個々人のヘルスケア・QOLに直接的に寄与することを志向した取組みも行っています。

※今般の「WILL選考」での配属は、ライフサイエンスSBUの中でも、医薬事業領域を予定しています。なお、「WILL選考」選考ではなく、「OPEN選考」を経た配属においては、医薬事業のみならず化粧品事業・アニマルヘルス事業への配属の可能性があります。

想定される職務内容

当SBUでは、何か一つの業務に焦点を当てるのではなく、これらの業務をジョブローテーション的に経験する事で、多面的に物事を捉え、どのような場面でも活躍できるような人材の育成を目標としています。具体的には、当SBUのグループ会社群への出向・駐在を通した現場経験を積んでもらい、その経験をもとに、事業立案、主管業務、事業経営等を主体的に担ってもらいます。

※今般の「WILL選考」での配属は、ライフサイエンスSBUの中でも、医薬事業領域を予定しています。なお、「WILL選考」ではなく「OPEN選考」を経た配属においては、医薬事業のみならず化粧品事業・アニマルヘルス事業への配属の可能性があります。

配属後のキャリア事例（入社後数年のキャリア事例や得られるスキルなど）

個々人の経験度合いやタイミング等にもよりますが、なるべくキャリア早期のタイミングで、国内外の当SBUグループ会社群への出向・駐在経験を積んでもらい、顧客目線で物事を思考する「現場感」を十分に培ってもらいます。尚、国外の駐在拠点は、欧州、中国、米国、インド等の医薬関連資材の供給国が殆どです。
その先のステップアップに関しては、個々の考え・プランを常に確認し、すり合わせながら、主体性を持ったキャリアの形成を促しています。各グループ会社拠点を回りながら医薬品業界におけるプロフェッショナルとしてのキャリアを積む人もいれば、SBU内外の比較的近い業界での更なる現場経験(化粧品、アニマルヘルス、農薬、肥料等)を積む人、更には、営業部門そのものから一度離れ、事業投資管理やリスクマネジメント等に特化したコーポレート部門でのトレーニングを積む人もいます。

望ましい経験・資格等※応募にあたって必須ではございません。

• ・4年制/6年制大学(又は大学院)の理系学部を修了、ないし修了予定の方
• ・化学・薬学・生物学関連分野専攻
• ・英語力（TOEIC730点以上相当）

取り扱う商材や顧客の性質上、当SBUの部員は理系学部を卒業ないしは修了している人が殆どです。しかし、これはあくまでもWANTの要件であり、意欲と興味があれば、どのようなバックグラウンドの人であっても十分に活躍することが可能です。
また、国内外どの現場にいたとしても、英語でのコミュニケーションの機会は多分にありますし、拠点によっては、イタリア語や中国語の第三言語にも触れ・学ぶ機会があります。