キャリア登録制度について

キャリア登録とは、ご自身のキャリア・意向に適した職種の募集開始時に当社から選考をご案内させていただく仕組みです。
新しい挑戦の機会ですので、是非積極的にご活用ください。

注意事項

  • キャリア登録はご登録いただいた全ての方に選考の機会をお約束するものではありません。
    募集職種に合致すると判断した方にのみご連絡いたします。
  • 登録情報の有効期限は1年間です。1年経過後は再度ご登録をお願いいたします。

万一、1年以内に登録抹消を希望される場合は
sumitomocorp-careers@sumitomocorp.co.jpまでご連絡ください。

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社会課題に
「住商らしさ」でどう挑むか

エネルギーイノベーション・イニシアチブ
海外エネルギーソリューションSBU

安部 修平

Profile
2017年入社。スケールの大きい仕事がしたい、という想いのもと多岐に渡り企業訪問したのち、最終的に総合商社を志望。入社後は再生可能エネルギー事業に従事し、入社3年目で大規模ファンドの組成メンバーとして業務に従事するなど着実に実績を積んでいる。
※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです

私が向き合うもの

英国の洋上風力発電事業を担当。
再生可能エネルギーの可能性を模索する。

入社以来一貫して再生可能エネルギーに関する事業、特に洋上風力発電事業におけるアセットマネジメントや新規案件の獲得などをメインの業務としています。洋上風力発電に関しては世界の中でもイギリスがトップランナーなのですが、私はそのイギリスを担当として持ち、現地の駐在員と連携して業績・開発状況の進捗管理や社内向けの報告書・申請書の作成などの主管業務を行っています。また、現地のローカルパートナーと密にコミュニケーションを図り、既存案件の拡張プロジェクトへの参画等、新たな事業の種を仕入れることもあります。
海外プロジェクトの担当といっても、日本国内で業務を行うことの方が多いので、いずれは海外に駐在し、現場での経験やパートナーとの交渉経験も積みたいですね。入社から4年半再生可能エネルギー事業に携わっていますが、プロジェクトの規模や将来性など、どれをとっても総合商社らしい、とても夢のある仕事だと実感しています。実は入社3年目の2019年に、大手銀行と住友商事で海外の洋上風力発電事業に投融資するファンドを組成しています。このファンドは日本で初めて海外の洋上風力発電事業を投資対象としており、規模としては約300億円程度のものでした。投資家の注目を集め、結果的に好条件で売却することができました。このファンドの業務に携わったことで、私自身多くの学びを得たと同時に、再生可能エネルギー事業が今後大きく成長するという可能性を感じ取ることができました。

私の現在地

向き合って真摯に対応してくれる
その姿勢に「人の魅力」を感じた。

就活時は「とにかくスケールの大きい仕事がしたい」と考え、鉄鋼や自動車メーカーをはじめ、いわゆる”重厚長大”カンパニーを中心に見ていました。スケールの大きさで言えばもちろん総合商社もターゲットでした。その条件に当てはまる企業にOBOG訪問をし、多くの人に話を聞くことで、徐々に総合商社の魅力に取りつかれ、最終的に総合商社に絞って就職活動を進めました。
総合商社の魅力は、時代やニーズに合わせてその形を変えていけるところにあると思います。総合商社はモノを持たずにトレードや事業投資で収益を上げていくというビジネスモデルです。したがって、ニーズや社会環境の変化に伴い、自在に事業領域を転換できます。
エネルギー事業でいうと、石炭やガス火力発電、が過去のメインストリームでした。しかし、そこに固執せず、再生可能エネルギーにいち早く着目し組織を立ち上げ、事業を広げていくという機動力は総合商社・住友商事ならではだと感じています。このようにモノを持たない総合商社においては「人の魅力」がビジネスのきっかけになります。就活時、多くの企業を見て、社員の話を聞く中で、住友商事が一番真摯であり、社員の熱量が一番高いと感じました。入社してからも、この時の直感は間違っていなかったと実感しています。
それともうひとつ、総合商社はビジネスの幅が広いので、自分の好きな分野を担当できる可能性が高いという点が挙げられます。キャリアプランも上司と面談して一緒になって作り上げていくことができますし、その場で自分の「やりたい」を素直にアピールすることもできます。希望が叶うか否かは本人次第ですが、少なくともそういう機会が与えられているというのは素晴らしいと思います。

これから目指すもの

再生可能エネルギー事業でトッププレイヤーに。
「住友商事に安部あり」と言われるために。

再生可能エネルギーのマーケットは、近年大きく拡大しています。世界各国が本腰を入れて取り組み始めており、表面化してくる案件もかなりの数になります。世界では約120以上の国や地域が2050年までにカーボン・ニュートラルの達成を掲げており、脱炭素社会に向けて足並みをそろえた施策をそれぞれの国・地域が打ち出しています。また欧州では電源構成に占める再生可能エネルギー比率を、2030年までに約65%へ引き上げるという目標を掲げています。(出展:朝日新聞デジタル)これは住友商事だけでなく、再生可能エネルギー事業に従事するすべての企業にとってビジネスチャンスだと思います。また、住友商事自体も、再生可能エネルギー導入目標やカーボン・ニュートラルに向けた取り組みをこれまで以上に進めていかなければなりません。
一方で、再生可能エネルギー事業に多くのプレイヤーが参入しているのが現状です。再生可能エネルギー業界の一プレイヤーとして、住友商事らしさや住友商事にしかできないスキームなど、何かしらのオリジナリティを打ち出していかなければなりません。社歴の浅い私が言うのもおこがましいのですが、会社として可能であるならば、再生可能エネルギー事業にもっと多くのリソースを投入し、住友商事らしさを追求するとともに、社内に多くのスキルや経験を蓄積していきたいと思います。もちろん、これから入社してくる学生の皆さんにも、再生可能エネルギー事業に可能性を感じ、私と一緒にこの分野を盛り上げてほしいです。
そして、「住友商事の洋上風力発電事業といえば安部だよね」と周囲から言われるような実力をつけ、住友商事をこの業界のトッププレイヤーとすることが将来的な目標です。

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