納得できないことを
飲み込んで
しまったら、
自分がいる意味がない。

石炭・原子燃料部
2013年入社

高山 耕輔

筆頭株主である他社と2年以上に及び議論を交わす。

自分自身が納得いかないことに対しては、相手が誰であろうと、納得できるまで議論するようにしています。例えば、他社と共同で株を持つ事業会社があるのですが、この会社で新たに先物取引を開始する際に、まさにそんな議論になりました。
他社は、先物取引を行うことで生じるリスクは、現物の取引で生じるリスクとほぼ変わらないため、各株主の介入余地は限定的で、基本的に事業会社に任せるべきという考えでした。私自身、出来る限り事業会社に権限移譲すべきという考えを持っていたものの、通常のトレードとは異なるリスクが多々存在する先物取引をおこなうに当たっては、当社を含む各株主がより主体的に関わり、しっかりとした管理体制を構築することが必要だと思いました。

そうは言っても、実は相手方は持株比率で上回る筆頭株主。先方からすれば、出資している我々への説明はしないといけないものの、要望を聞き入れる必要は必ずしもありません。
そうしたなかで、経験の浅い身ながら納得のいかない部分を度々主張しました。時には、もともと打合せが1時間の予定であったところ、時間を大幅に延長して半日ほど議論することもありました。最終的に、問題提起をしてから妥結まで2年以上掛かりましたが、相手方にも理解を示してもらえ、管理要領の改定や決議ルールの変更など、いくつかの点で譲歩する約束を取り付けてもらえました。

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自信を持って判断し、主張することが存在意義。

もともと、自分の考えを主張する性分ではあったんですが、入社してからその傾向が更に強くなったように思います。その要因として大きいのは、上司や先輩から何かにつけてかけられる「高山はどう考えるんだ?」という問い。配属直後から、自分の意見を言うことを求められてきました。
ただ、主張するほうだったとはいえ、自分に知識のない領域では、発言したくないなと考える時期もありました。分からないから黙っているのに、上司は問いかけ続けてくるので、プレッシャーに感じたこともありました。

でもいつからか、伝えることこそが自分の存在意義だと考えるようになりました。100%の確信を持って進めることなんてほぼなくて、70%くらいまでしか及ばない考えのなかで、自身の考えを整理・判断し、伝えなければいけないんだって。
そう思えるのも、発言をフラットに受け取ってもらえる環境だからなのかもしれません。上司の発言に対し、部下が違う考えを言うことが普通にできます。重要なことを決めるときにも、しっかり意見を吸い上げてもらっているので常に当事者意識を持てています。

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自身の考えで世界を、世の中を、変えていく。

学生時代、大学院で素材や資源について研究していましたが、研究室で走っているプロジェクトのごく一部分しか担えず、自身の研究や考えがプロジェクト全体に与える影響が非常に限定的と感じていました。
それで、与えられる裁量が大きいイメージのあった総合商社を志望したのですが、入社後は期待以上に個人の意見が重要度を持つなと感じています。住友商事はそのなかでも、リスクに対する分析のメッシュが細かい気がするので、「なぜそうするか」ということを尋ねられる場面は特に多いかもしれません。

この先やっていきたいのは、人々の生活に貢献することに加え、持続可能な社会の発展に貢献すること。私が扱っている石炭は、CO2排出量が多く環境負荷が大きいと言われる一方で、安くて発電量の調整もしやすいという経済性から、発展途上国を中心に今後も必要なエネルギーです。
そうしたなかで、経済成長と環境負荷の軽減を両立するために、発電所の性能や石炭以外の燃料との混焼技術なども進化してきています。そうしたものを取り入れつつ、ビジネスを通して世の中に貢献していきたいですね。(社員の所属部署・内容はインタビュー当時(2016年)のものです。)

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高山 耕輔

石炭・原子燃料部 
2013年入社

大学院にて炭素繊維に関する研究を行った後、2013年に入社。石炭・原子燃料部に配属され、炭鉱の事業管理および新規事業投資を担当する。かつて公害に見舞われた三重県四日市市出身ということもあり、環境問題に関心を持つ。

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